森の中のお茶会へ
ヨーロッパの田舎のような穏やかな時間が流れる雰囲気、
耳を澄ますと鳥のさえずりや風や葉っぱの揺れる音、
虫たちの綺麗な音色が聴こえてくる森の中、
見渡す限り様々な色合いをしている緑の景色。
これは全てわたしの憧れや好きが詰まった世界です。
休日はそんな自然豊かな森の中で、好きなものをバスケットに詰めて物語にでてくるようなお茶会をしてみるのはいかがですか？
自然を見つける
みなさんの住んでいる近くにはどんな自然がありますか？
公園の中にある大きな木の下や河川敷、湖の湖畔、人が出入りできる森の中や自然公園…。
ピクニックができる場所は色んなところに溢れています。
まずは、自分の住んでいる場所の近くにお気に入りの自然のある場所を見つけてみてください。
それだけで自分だけの特別な場所を見つけた気がしてワクワクします。
そこが、あまり人通りのない場所や車や電車などの音が聞こえない森の中だとより雰囲気が出ていいですね。
静岡でおすすめの公園
・遊木の森（静岡市）
・田貫湖（富士宮市）
・岩本山公園（富士宮市）
・広見公園（富士市）
・佐鳴湖公園（浜松市）
好きを持ち寄って
お気に入りの場所を見つけたら次はピクニックの準備です。
普段から愛用しているお気に入りの器やカトラリー、座るための布、雑貨やドライフラワー…
そしてその大切な物を入れる大きなバスケット。これはピクニックの必需品！
緑の中にカゴのある景色はとても可愛くて写真映えもします。麦わら帽子なんかもかぶっていくと、より雰囲気が出ます。
ただ “荷物を持っていく”のではなく、持っていく入れ物や格好も自分の “好き”を取り入れる。
そうすることで より気持ちも高まり、準備の時間や目的地に向かう道中も愉しく過ごすことができます。
食を愉しむ
ピクニックを愉しむために、もう一つ大切なポイント。
それは、大好きな食べ物を持っていくことです。
わたしはパンや焼き菓子が大好きなので、いつも目的地へ向かう途中にお気に入りのパン屋さんに寄って、焼き立てパンを購入しています。
時間がある時は、手作りのおやつやキッシュなどを持っていくと更に特別な気持ちになります。
ぶどうや無花果などの季節のフルーツは、それだけで写真も可愛くなりますよ。
そしてわたしはいつもお気に入りのラタンのポットにその時の気分で珈琲や紅茶を淹れていきます。
静岡でおすすめのパン屋さん
・ボンパン（藤枝市）
・こなパン（藤枝市）
・ルシャンボラン（清水市）
・petitapetit（静岡市）
・ハードケー（静岡市）
物語の１ページに
場所、道具、食べ物…自分の好きが揃ったら、あとは布（レジャーシート）や机に並べてテーブルコーディネートを。
器や食べ物などを並べる時は “正面”を意識して。
せっかくこだわりの詰まったピクニックをやるのなら思い出として写真に残します。場所選びをするときも、どの角度から写真を撮るのかなど、構図を考えながらレイアウトしていくとより素敵な世界観を作り出せます。
また写真撮影の時も三脚など持っていると、友達と一緒に準備している所など自然な風景などを写すことができるのでおすすめです。
わたし自身も誰かにカメラを教えてもらったわけではないので、探り探りで自分の好きな構図を探しながら撮影を愉しんでいます。
憧れを自分のものにする嬉しさ
わたしは学生時代からずっと、フランスの街の雰囲気や食べ物に憧れてを抱いており、卒業旅行には人生初めての海外旅行でパリへ行きました。
その時のオプショナルツアーでモンサンミッシェルへ向かう途中、フランス郊外の田舎町で休憩をとりました。そこでみた景色は、エッフェル塔や凱旋門みたいに華やかで立派なものではないけれど、絵本の中の世界のような可愛らしい町並みがあり、町の人たちがのんびり穏やかな生活を送っていました。
そこで暮らす人々や町の景色をみて、フランスの田舎町の魅力を感じ、大好きになりました。それから時を経て、アンティークの器や雑貨にも興味を持ち、あの時見たフランスの田舎町の雰囲気を、実際に自分の手で創り上げてみたいと思い、森の中でピクニックを愉しむようになりました。
最近はアンティークの器や雑貨だけでなく、ヴィンテージのお洋服にも興味があるので、好きなお洋服を身に纏い、自然の中で過ごす休日がわたしにとって大切な癒しの時間です。
最後に
これまで私なりのピクニックの過ごし方をご紹介してきましたが、人それぞれ好みも価値観も違うと思います。
ぜひ自分の”好き”を見つけて、自分の好きな世界観を広げてみてください。
